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平成29年 12月 定例会-12月21日-05号

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  1. 大和市議会 2017-12-21
    平成29年 12月 定例会-12月21日-05号


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    最終取得日: 2022-12-12
    平成29年 12月 定例会-12月21日-05号平成29年 12月 定例会              平成29年12月21日(第5日) 1.本日の出席議員          3.本日の市側出席者   1番  古 木  邦 明 君      市長      大 木    哲 君   2番  小 田  博 士 君      副市長     井 上    昇 君   3番  二 見  健 介 君      副市長     伊 部  啓 之 君   4番  金 原  忠 博 君      教育長     柿 本  隆 夫 君   5番  河 端  恵美子 君      病院長     五十嵐  俊 久 君   6番  佐 藤  正 紀 君      消防長     萩野谷  公 一 君   7番  町 田  零 二 君      市長室長    小 林    心 君   8番  国 兼  久 子 君      政策部長    小 山  洋 市 君   9番  山 崎  佐由紀 君      総務部長    武 川  純 一 君  10番  石 田    裕 君      市民経済部長  北 島  滋 穂 君  11番  佐 藤  大 地 君      環境農政部長  小 山    弘 君  12番  堀 口  香 奈 君      健康福祉部長  五ノ井  博 之 君  13番  井 上    貢 君      こども部長   齋 藤  園 子 君  14番  青 木  正 始 君      文化スポーツ部長  15番  中 村  一 夫 君              小 川  幹 郎 君  16番  鳥 渕    優 君      街づくり計画部長
     17番  山 田  己智恵 君              曽 我    浩 君  18番  吉 澤    弘 君      都市施設部長  内 田  昌 安 君  19番  赤 嶺  太 一 君      教育部長    山 崎  晋 平 君  20番  古谷田    力 君      病院事務局長  大 軒  邦 彦 君  21番  渡 辺  伸 明 君      総務課長    井 東  明 彦 君  22番  大 波  修 二 君  23番  高 久  良 美 君   4.議会事務局職員出席者  24番  宮 応  扶美子 君      事務局長     齋 藤  道 子  25番  小 倉  隆 夫 君      事務局次長    小日山  隆 一  26番  平 田  純 治 君      議事担当係長   田 口  健 一  27番  菊 地    弘 君      主査       小 松  平 生  28番  木 村  賢 一 君      主事       名 取  智 則                       主事       日比野    舞 2.本日の欠席議員             主事       阿 部  通 雄    な  し                  議  事  日  程                     第5号                            平成29年大和市議会第4回定例会第25日                            平成29年12月21日(木) 午前9時開議 日程第 1 議案第43号 大和市市税条例の一部を改正する条例について 日程第 2 陳情第29-8号 平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書 日程第 3 議案第44号 所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について 日程第 4 議案第45号 大和市青少年センター条例の一部を改正する条例について 日程第 5 議案第48号 指定管理者の指定について 日程第 6 議案第49号 指定管理者の指定について 日程第 7 議案第69号 平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第 8 陳情第29-6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書 日程第 9 陳情第29-7号 「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書 日程第10 陳情第29-11号 人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書 日程第11 議案第46号 大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例について 日程第12 議案第50号 指定管理者の指定について 日程第13 陳情第29-9号 「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 日程第14 陳情第29-10号 「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書 日程第15 陳情第29-12号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書 日程第16 陳情第29-13号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書 日程第17 議案第47号 指定管理者の指定について 日程第18 議案第51号 工事請負契約の締結について 日程第19 議案第52号 市道路線の認定について 日程第20 議案第53号 市道路線の廃止について 日程第21 議案第54号 市道路線の認定について 日程第22 議案第55号 市道路線の認定について 日程第23 議案第56号 市道路線の認定について 日程第24 議案第57号 市道路線の認定について 日程第25 議案第58号 市道路線の認定について 日程第26 議案第59号 市道路線の認定について 日程第27 議案第60号 市道路線の認定について 日程第28 議案第61号 市道路線の変更について 日程第29 議案第62号 市道路線の廃止について 日程第30 議案第63号 市道路線の変更について 日程第31 議案第64号 市道路線の変更について 日程第32 議案第65号 市道路線の認定について 日程第33 議案第66号 市道路線の認定について 日程第34 議案第67号 市道路線の認定について 日程第35 議案第68号 平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号) 日程第36 基地対策に関する事項についての中間報告 日程第37 議員派遣について 日程第38 議員提出議案第27号 年末年始における航空機の飛行中止を求める決議 日程第39 議員提出議案第28号 国に私学助成の一層の増額を求める意見書 日程第40 議員提出議案第29号 神奈川県に私学助成の抜本的な改善を求める意見書 日程第41 議員提出議案第30号 LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書 日程第42 議員提出議案第31号 教育費無償化の着実な実現を求める意見書 本日の会議に付した事件 議案第43号 大和市市税条例の一部を改正する条例について 陳情第29-8号 平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書(特 別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書 議案第44号 所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について 議案第45号 大和市青少年センター条例の一部を改正する条例について 議案第48号 指定管理者の指定について 議案第49号 指定管理者の指定について 議案第69号 平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号) 陳情第29-6号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書 陳情第29-7号 「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書 陳情第29-11号 人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書 議案第46号 大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例について 議案第50号 指定管理者の指定について 陳情第29-9号 「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書 陳情第29-10号 「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書 陳情第29-12号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書 陳情第29-13号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書 議案第47号 指定管理者の指定について 議案第51号 工事請負契約の締結について 議案第52号 市道路線の認定について 議案第53号 市道路線の廃止について 議案第54号 市道路線の認定について 議案第55号 市道路線の認定について 議案第56号 市道路線の認定について 議案第57号 市道路線の認定について 議案第58号 市道路線の認定について 議案第59号 市道路線の認定について 議案第60号 市道路線の認定について 議案第61号 市道路線の変更について 議案第62号 市道路線の廃止について 議案第63号 市道路線の変更について 議案第64号 市道路線の変更について 議案第65号 市道路線の認定について 議案第66号 市道路線の認定について
    議案第67号 市道路線の認定について 議案第68号 平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号) 基地対策に関する事項についての中間報告 議員派遣について 議員提出議案第27号 年末年始における航空機の飛行中止を求める決議 議員提出議案第28号 国に私学助成の一層の増額を求める意見書 議員提出議案第29号 神奈川県に私学助成の抜本的な改善を求める意見書 議員提出議案第30号 LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書 議員提出議案第31号 教育費無償化の着実な実現を求める意見書                   午前8時59分 開議 ○議長(木村賢一君) 皆さん、おはようございます。ただいま出席議員は28人で定足数に達しておりますので会議は成立いたしました。これより本日の会議を開きます。 ○議長(木村賢一君) 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 △日程第1、議案第43号、大和市市税条例の一部を改正する条例について及び △日程第2、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書、以上2件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は総務常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果について報告を求めます。――3番、二見健介総務常任委員長。                〔3番(二見健介君) 登壇〕 ◎3番(二見健介君) 去る12月4日に開催いたしました総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員1名の出席がありました。  初めに、議案第43号、大和市市税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、傍聴人1名許可し、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、軽自動車税の減税の特例について、対象となる車両の台数と、この税率を施すことで減収となる金額はどのように見込んでいるのか。答弁、平成29年度の軽課対象車両は1328台で、税額にして468万300円の減収となる。  質疑、わがまち特例に関して全体でどのぐらいの額が減収するのか。答弁、平成29年でわがまち特例で規定している項目によって、雨水貯留浸透槽という施設に係る軽減は約39万円、高齢者向けサービスつき住宅が約560万円減額になっている。  質疑、第21条について、本市は保育事業に力を入れるということで、最大の減額として3分の1としている。県内の他市ではどういう状況なのか。答弁、県内19市のうち、本市と同様に減額割合を3分の1としている市は大和市を含めて10市である。  質疑、企業主導型保育所について、大和市としてはほかの認可外保育所と同じような指導等ができるのか。答弁、認可外保育施設となるため、指導監督は県の権限にある。企業主導型保育事業の運営を任されている児童育成協会から、認可保育所と同等の施設監査は実施することになっている。市としても、ほかの認可外保育施設と同様に、ほいく課の保育士が定期訪問しており、中の保育体制について確認している。  質疑、企業主導型保育事業をわがまち特例で3分の1にすることについてどのように周知していくのか。答弁、市のホームページで周知していく。実際対象となった事業所については地域枠がもらえていないので、条例が成立したことを踏まえ、本市の待機児童対策に寄与してほしいということで働きかけをしていきたいと考えている。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書を議題とし、傍聴人1名を許可し、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、マイナンバーカードがどれぐらい市民に交付されているのか。答弁、平成29年10月末現在、カードの交付済みの件数が3万1107件、人口全体の比率で13.1%となっている。  質疑、陳情書に「総務省は特徴通知へのマイナンバー記載の理由として「事業者と市町村の間で正確なマイナンバーを共有することで、公平・公正な課税や事務の効率化につながることが期待される」との見解を示しています。」とあるが、本市も同じような見解なのか。答弁、メリットとして、実務面においては、番号法に定められた事務の範囲内で情報提供ネットワークを利用しで情報の照会などが迅速に行える。一例を申し上げると、個人の特定や扶養等の調査の活用に図れている。  質疑、自治体によっては、簡易書留にしたり、特定記録郵便にして誤送付を防ぐという措置をとるところもあるが、大和市はどう考えているのか。答弁、郵送については、今年度同様、普通郵便で準備を進めている。簡易書留は日数がかかり、6月の給与天引きに間に合わない可能性があり、郵便費も大幅に増加する。さらには、今年度簡易書留で送付した一部の自治体で漏えいの事故があったことから、本市としては簡易書留の対策はとらず、誤送付の対策として、特別徴収の通知書の個人番号欄にシールを添付して送付する準備を進めている。  質疑、マイナンバーの関係で職員の負担が増すことが考えられる。職員の作業の関係についてどのように考えているか。答弁、特別徴収通知書については、5月の当初一括発送後、勤務先の変更や税額の変更など、毎月1回、例月の処理として送っている。誤配付のリスクがあるため、今回いろいろな事務の見直し、帳票の見直しをして改善を図っている。また、各工程、チェック体制を強化し、入力案件を審査する場合、通常工程とは別に審査が必要なものについては、専任の職員による重要な審査を実施する予定である。  質疑、誤送付の内容はどうか。何か問題が発生しているのか。全国で問題が起きている例はあるのか。答弁、今回誤った6件のうち、課税資料を同姓同名の他人の情報として登録したものが1名、事業所と従業員との関連づけの情報の登録を誤ったものが5名となっている。多くの自治体で事業所と従業員とのひもづけの部分で誤りを起こしている事例となっている。この部分について当初課税の見直しを行い、昨年度と今年度の事業所の指定番号が異なるものについて、特に重点を置いて確認し、作業を進めていく予定である。全国でも同じ内容となっている。  また、意見として、郵送に対する安全な管理方法についてはしっかり検討し、これからも引き続きお願いしたいとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、マイナンバーは我々市民にとって重大な情報が普通郵便で安易な形で送付される。もっと重大な事故が起きる可能性は常に含まれていることを考えざるを得ない。また、もっと大きな不利益が潜んでいると思う。したがって、マイナンバーには基本的には反対で、この陳情等におけるさまざまな弊害等が十分考えられるので、この陳情に賛成するとの討論と、マイナンバー制度は、経済活動よりも、国全体が国民の個人情報を一括して握るところに大きな危険があると思う。職員は一生懸命やっていると思うが、漏えいし、そこに危機感を感じた市民が自分のマイナンバーを変えることにもなった。マイナンバー制度の問題点も心して作業をしていただきたい。何よりもマイナンバー制度は廃止すべきという立場に立って、この陳情書に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑がありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第1、議案第43号、大和市市税条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。――24番、宮応扶美子議員。                〔24番(宮応扶美子君) 登壇〕 ◆24番(宮応扶美子君) 日程第1、議案第43号、大和市市税条例の一部を改正する条例について、ただいまの委員長報告は原案可決とのことですが、私は日本共産党議員団を代表して反対の討論を行います。  今回の市税条例の改正の主なものは、軽自動車税の税率の特例、エコカー減税の見直し、減税の対象を燃費基準のもとで見直した上で2年間延長するもので、平成29年度の対象台数は1328台で、税額は468万300円とのことです。次に、保育の受け皿整備の促進のための措置として、定員5人以下の家庭的保育事業居宅型事業などにもわがまち特例が適用されるというものです。  問題は企業主導型保育事業に係る課税標準の特例措置の創設についてです。事業主が保育施設として利用する固定資産について、固定資産税都市計画税の課税標準を2分の1とする国の参酌基準に対して、大和市は3分の1にするというものです。企業主導型保育所は児童福祉法第24条に基づく認可保育所ではありません。いわゆる認可外保育施設です。国が子ども・子育て新システムのメニューとして2016年から始めた制度で、実施主体は自治体や社会福祉法人ではなく企業であり、市の関与、直接の指導監督ができません。企業主導型保育所を行う企業は、国から認可保育所並みの助成金を受けるので、市の審査など受ける必要はなく、市に届け出るだけで保育施設を設置できます。また、利用者は企業との契約だけで、認可保育所並みの保育料で利用できます。さらに、保育士の配置基準は、保育士は保育従事者の2分の1でよいとされ、保育室の面積などは原則とされ、厳守基準とはされていません。  審議の中で、児童育成協会認可保育施設と同等の施設監査を行うとの答弁がありましたが、それが公表される保障はありません。今保育所入所待機児問題がクローズアップされていますけれども、子供たちの健全な成長発達のために、保育所入所待機児の解消は認可保育所の増設を基本的に進めることが重要であることを主張し、大和市市税条例の一部を改正する条例には反対をするものです。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第43号、大和市市税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔多数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立多数であります。よって議案第43号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第2、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――22番、大波修二議員。                〔22番(大波修二君) 登壇〕 ◆22番(大波修二君) 日程第2、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書について、賛成の立場で討論します。  マイナンバー制度の番号は原則として通知番号として一生変更はできません。それゆえに個人情報漏えいにつながるなど危険が指摘をされています。マイナンバー制度の第1の目的は国民の事務手続の負担軽減を理由にしています。実際は、行政機関、地方公共団体、その他の行政事務を個人、法人番号による情報システムを運用して、行政の運用効率化をするという形で言われていますけれども、本質は国による管理体制の強化が主たる目的であります。  さらに、これからさまざまな形でマイナンバー制度の利用拡大が計画をされています。来年度からは、本人が希望すれば銀行口座でも運用され、2021年度には義務化をする方向だと言われています。また、個人情報保護法には第15条で「利用目的の特定」の2、相当な関連性がある範囲の削除により、自由に利用する選択肢が大幅に拡大され、企業が本人の同意なしに際限なく情報が使われる可能があります。さらには、この制度は会社が社会保険税の手続のために労働者の個人の番号の提示を求められます。  このマイナンバー制度は個人情報全てが国家管理され、民間利用する方針で、多くの情報が漏えいする可能性がより大きくなり、プライバシーの侵害による被害が大きくなる可能性があり、それに対する責任の所在と補償体制が全く明確ではありません。被害や損害の救済機関の設置もなく、国家が補償する考えもありません。世界においては、米国や韓国では情報漏えいでなりすましによる被害が社会問題化をしています。マイナンバー制度は国民に大きなリスクをかぶせることになります。メリットは、国民ではなくて、その時々の権力者でしかないという制度であります。加えて、運用による自治体と民間のシステムの需要は3兆円以上と言われ、国家IT総合戦略本部を軸に産官学共同事業とも言えるこの膨大な税金の無駄遣いが指摘されています。  現在運用されているマイナンバーの取り扱いでもさまざまな実態が見えてまいりました。まず1つは、公平公正な課税での事務効率は、マイナンバー制度は不必要であります。現在の体制の改善は行われません。2番目、マイナンバーの事務の効率化は自治体だけであり、企業には当てはまりません。3番目、マイナンバーの取り扱いの過失の罰則は過大であり、取り扱いの経費や事務負担が過大であります。4番目、プライバシー権の侵害のケースが増大をしています。運用する機器のシステム障害が、またこれも増大をしています。5番目、マイナンバー取り扱い作業が普通郵便などを使う等で漏えい、流出の危険があるにもかかわらず、有効に対処されていません。  大和市は、マイナンバーの記載については裁量権があるにもかかわらず、全ての作業に記載をするという方針で作業が行われています。こういうことを考えると、これからの地方税法の一部を改正して、省令の撤回を求めるべきであり、この陳情の採択に賛成をいたします。  以上です。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。――27番、菊地 弘議員。                〔27番(菊地 弘君) 登壇〕 ◆27番(菊地弘君) 日程第2、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書について、反対の討論を行います。  去る12月14日に2018年度与党税制改正大綱が決定されました。その中で、給与所得に係る特別徴収税額通知(地区別特別徴収義務者用)について、当該通知に記載すべき事項を書面により送付する場合には、当面マイナンバーの記載を行わないこととすることが発表され、今後平成30年度以降の住民税から適用されるものと思います。  陳情項目2には「通知書にマイナンバーの記載欄を追加した「地方税法施行規則等の一部を改正する省令(平成27年総務省令第91号)」の撤回」を国に求める旨の意見書の提出」を求めていますが、eLTAXなどによるものについての記載は継続され、省令自体も今後改正されるものと思われるため、国に対し省令の撤回を求める必要がないと考えることから、本陳情には反対いたします。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――24番、宮応扶美子議員。                〔24番(宮応扶美子君) 登壇〕 ◆24番(宮応扶美子君) 日程第2、陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書について、ただいまの委員長報告は不採択とのことですが、私は日本共産党議員団を代表して採択することの討論を行います。  陳情者によると、東京都では4割、埼玉県では8割の自治体がマイナンバーを記載しないとされ、神奈川県においても、藤沢市は昨年に引き続き今年度も記載しないと報道されました。しかし、審議の中で、大和市は今までどおりの対応をする、こういう答弁もございました。大和市は、ことし6月以降、間違った送付件数が6件、そのうちマイナンバーの変更を申し出た方が1名とのことですが、あってはならないことです。市は再発防止のために最大細心の注意を払うべきことを改めて求めます。  本陳情は、地方税の特別徴収のために事業主に通知する文書にマイナンバーを記載しないでほしいとするものです。さきに述べたように、埼玉県下ではそれが大きな流れとなっています。ただいまのこの陳情に対しての反対討論の中で、政府のこれからマイナンバーを記載しないような方向性が出されているとの討論がございましたけれども、であるならば、本陳情は採択をすべきというふうに思います。  また、もともとマイナンバーは、国民の税・社会保障情報を管理し、社会保障費を削減するための道具としたい財界の要求から出発したものです。マイナンバー関連の情報が警察捜査に利用されたことなども判明をしています。共謀罪法を強行採決した安倍政権下でマイナンバーを通じた監視社会づくりに拍車がかかることを警戒する声も強まっています。国民の利益にならない制度は廃止をすることが必要です。そのことを述べまして、私の討論を終わります。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-8号、平成30年度の「給与所得等に係る市町村民税道府県民税 特別徴収税額決定変更通知書特別徴収義務者用)」へのマイナンバー記載の中止などを求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-8号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第3、議案第44号、所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例についてから △日程第10、陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書まで、以上8件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は厚生常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――14番、青木正始厚生常任委員長。                〔14番(青木正始君) 登壇〕 ◎14番(青木正始君) 去る12月1日に開催いたしました厚生常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員5名の出席がありました。  初めに、議案第44号、所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、この名称変更によって、解釈への影響、想定される内容の変化があるのか。答弁、特に解釈や内容の変更はなく、変更のないようにこの文言の修正をするものである。大和市障害者福祉手当に関する条例についても特に変更はない。  質疑、配偶者の所得上限を現行の103万円から150万円に引き上げるとのことである。これによって対象者がふえるようなことはないのか。答弁、対象者自体の変更には影響はないと捉えている。市手当条例に関しても特に変更はない。
     以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号、大和市青少年センター条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、現在の体育室の利用者へは代替施設などを考えているのか。答弁、スポーツセンター、市内小中学校の学校開放、さらに新たに中央林間の市営緑野住宅跡地に設置を予定しているスポーツ施設等の利用を想定している。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号、指定管理者の指定についてを議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、子育て支援施設の指定管理者として新規参入事業者とのことだが、選考においてほかよりも特に優れていた点はあるか。答弁、既に市内で認可保育所を2施設、東京都で認可保育所を4施設、認証保育所10施設を運営するなど、経営基盤もしっかりした事業者であるとともに、送迎ステーションのスキームをよく理解しており、市が想定していた事業内容にプラスするような提案もあった。  質疑、選考の過程で評価が同点となった場合、どのように判断するのか。答弁、審査項目は非常に細分化しているため、同点となることは想定していない。  質疑、シリウスの中にも子育ての相談を受ける場所がある。それらとこの施設のかかわり、市とのかかわり方はどのようになるか。答弁、指定管理者に子育て相談の対応を求める上では、情報の共有、市からの情報提供を図り、連携を進めていきたい。  質疑、この指定管理に関して市が示した上限価格、指定先からの提示価格は幾らか。答弁、上限額は2億7193万7000円で、提示金額は2億963万5000円である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号、指定管理者の指定についてを議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、まごころ地域福祉センターの指定管理について、基準点は何点で、大和市社会福祉協議会は何点か。答弁、5人の選考委員が各100点を持ち、500点満点中300点以上である。同協議会は平均点で71.2点である。  質疑、5年間の運営実績もあるが、今後ますます高齢化が進み、まごころ地域福祉センターの役割は大変重要になる。従来の評価に新たに加えた観点はあるか。答弁、国も唱える地域包括ケアを目指し、これまで培ってきた地域との連携をさらに強めていきたいとの提案があった。その点に期待したい。  また、意見として、本市の市民参加型福祉を強めていってほしい。個人情報保護にはくれぐれも配慮してほしいとの意見がありました。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号、平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、電子カルテの導入で外来での待ち時間は短縮するのか、また導入のメリットは何か。答弁、待ち時間が直接短縮するものではないが、同じ情報を複数の端末で同時に閲覧できるため、効率的な医療サービスが可能となる。  質疑、パソコンの台数増、導入当初の職員のパソコンの訓練などで患者の待ち時間が延びてしまうおそれがある。当面はシステム業者がすぐ駆けつけられるようなサポート体制を含め、十分に配慮されると考えてよいか。答弁、トレーニング期間を十分確保し、研修をしたい。当面は患者の動きも含めたシステム業者の対応を求め、サポート体制を整えていきたい。  質疑、継続してかかっている患者のカルテは紙ベースのままか。答弁、切りかえ以後は紙カルテと電子カルテの併用となる。  質疑、従来のランニングコストはどの程度か。プラス面をさらに聞きたい。答弁、現行のランニングコストは年間約2000万円である。プラス面としては、看護師など多職種の職員が情報を同時に確認できるため、医療の安全性が高まる。また、医師の手書きカルテの判読は難しい場合もあるが、電子化により見読性の向上もメリットとなる。  質疑、若い医師は電子カルテになれており、医師確保にも貢献できると思うが、どうか。答弁、指摘のとおり、400床以上の病院の7割以上で電子カルテが導入されている。大学病院からの派遣医師が90%以上を占め、電子カルテを導入していない病院は医師の確保面でも厳しくなる。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、陳情第29-6号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書を議題とし、傍聴人1名を許可し、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、市立病院の現在の勤務体制を教えてほしい。答弁、日勤については8時30分から17時である。夜勤は、2交代制、3交代制の選択制を用いている。  質疑、市立病院を例に挙げると、看護師は、2交代、3交代を選択できるが、2交代にせよ、ベッドで休憩できるようなスペースはない。16時間近く働き続けて患者と向き合わなければならず、かなりの疲労、ストレスがあると思う。今は2交代を希望する看護師の割合が多いのか。答弁、そのとおりである。  以上で質疑を終結し、反対討論として、病院といえども、経営が基本と考える。医院や病院を一つの会社と見た場合、看護師をむやみに増員することは経営上人件費の問題が出てくることが想像できる。全体的に本陳情書を検討した場合、賛成できない。  また、賛成討論として、経営面の話があるが、看護師や医療従事者が安心して働き続けられることは、ひいては患者の命の安全にもつながっていくものと考える。国としてしっかりと取り組んでほしい旨も含め、本陳情書には賛成したいとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第29-7号、「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書を議題とし、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、介護施設などで人材確保について非常に苦労していると聞くが、その現状をどのように捉えているか。答弁、全国的にも介護人材不足となっており、本市でも事業者から人材確保に苦労していると聞いている。  質疑、来年4月からの制度改正について方向性が出始めている。その中で処遇は多少上がるようであるが、保険料のアップなどは避けられないとのコメントもある。市はどのように捉えているか。答弁、介護職員の処遇改善については、第4期に国は交付金を出して全額負担で実施したが、第5期からはこの全額負担をやめて、公費である国、県、市の負担、被保険者の介護保険料、利用者の負担との形に切りかえてきた。介護職員の人件費部分がふえてくると、保険料等にはね返ってくることになるので、そのような面を踏まえた国の判断と認識している。  質疑、市としてこれ以上の負担を利用者に強いることについてどのような受けとめをしているか。答弁、全国一律の介護保険の仕組みの中で、国が全体の状況等に鑑みて、各方面から意見を聞きながら決めてきていることであると認識している。  以上で質疑を終結し、反対討論として、本陳情趣旨には賛同する部分が多いが、処遇改善についての費用を国費で賄うことについて、介護保険制度が非常に厳しい状況にある中、負担の公平性に問題があるとも考える。全て税金で賄う考え方にも問題があると考え、本陳情書には反対する。  また、賛成討論として、利用者の尊厳を守り、介護労働者が自分の職業に誇りを持って働くとのことでは、この陳情を国に上げることも一つのアクションと考えて、この意見には賛同したいとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書を議題とし、傍聴人3名を許可し、陳情者から意見陳述を受けた後、質疑に入りました。  質疑、一時扶助について説明してほしい。テレビやガス給湯器がその対象になっていないのかを伺う。また、現在の母子加算について国の動向を伺う。答弁、毎月支払われる最低生活費では臨時的に賄えないような支出が発生した場合、一時扶助費を支払うことがある。例えばホームレス状態で新たに居宅を設けた場合、布団がないとき、病院に通うための電車賃、小中学校の入学のための準備金などがある。テレビやガス給湯器については、最低生活を維持するために必要なものとは判断されていないので、実際に毎月支払われる生活扶助費の中で通常に買いかえ、新規に買うものとされている。母子加算についての国の動向は、現在国で社会保障審議会の生活保護基準部会で検討中であり、具体的にはまだ示されていない。  質疑、2013年から2015年に生活保護基準が切り下げられ、特に子供のいる世帯で影響の幅が大きいとあるが、大和市の実態としては子供のいる世帯にどのくらいの影響があったのか。答弁、標準のモデルで、例えば3人世帯、夫婦と子供1人で、月額約1万1800円、マイナス6.9%であった。母子世帯は、年齢にもよるが、母1人と子供2人の場合で月額9490円、マイナス4.8%であった。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第3、議案第44号、所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第44号、所得税法の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第44号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第4、議案第45号、大和市青少年センター条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第45号、大和市青少年センター条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第45号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第5、議案第48号、指定管理者の指定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈君) 日程第5、議案第48号、指定管理者の指定について、日本共産党市会議員団を代表して賛成の討論を行います。  この議案は、東急中央林間ビル内に平成30年4月1日オープン予定の大和市子育て支援施設を運営する指定管理者を選定するものです。この子育て支援施設は、1、送迎ステーション事業、2、託児事業、3、子育て相談事業の3つの事業が柱となっています。特に送迎ステーションは、市では初の取り組みとなりますが、他市で行われている従来の送迎ステーションとは異なり、幼稚園の活用を促していく取り組みのため、大きな注目が集まっています。しかし、働く親にとっては大きなメリットとなりますが、子供にとって負担にならないかといった声も聞かれています。共産党としても同様の懸念をしております。子供にとってどうなのか、しっかりと幼稚園との連携を図って、子供の様子に目が行き届く体制にしていただきたいと思います。  指定管理者として提案をされています株式会社モード・プランニング・ジャパンは、選考委員会の全員が第1候補としています。その理由として、市の事業スキームをよく理解していること、市が想定した事業以外にも、市内で認可保育所を2園運営されているという経験を生かして、英語教室や書道教室の実施など、自主事業の取り組みも評価されているようです。面接審査では、開所の際には開所会を開く、またオープン前に市民を対象とした内覧会の開催も検討しているとのことでした。期待の高い事業でもありますので、ぜひ実現に向けて指定管理者と進めていただきたいと思います。  一時預かりにつきましても、1日1家庭4時間という縛りはあるものの、理由を問わずに実施していくとのことです。一時預かりはニーズも高いため、どの程度利用がされるのか気になるところですが、指定管理者も利用人数にあわせて柔軟に対応していきたいとの意向があるようです。市との調整に期待をしたいと思います。  子育て相談については、子育て支援センターやシリウス、各学習センターなどで取り組まれていますが、こうした施設との連携もしっかりとりながら、相談スキルの向上や情報提供の充実が図られるよう、市としての役割も発揮していただくことを求めたいと思います。  子育て支援施設が利用する側、サービスを提供する側双方にとってよりよい施設となることを期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第48号、指定管理者の指定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第48号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第6、議案第49号、指定管理者の指定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第49号、指定管理者の指定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第49号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ―――――――――――――
    ○議長(木村賢一君) 日程第7、議案第69号、平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号)について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――4番、金原忠博議員。                〔4番(金原忠博君) 登壇〕 ◆4番(金原忠博君) 日程第7、議案第69号、平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号)について、公明党を代表して賛成の立場で意見、要望を付して討論を行います。  今回の補正予算は、新総合医療情報システム導入に係るシステム構築委託料の債務負担行為を設定するものであります。  なお、新総合医療情報システム導入の中心となるのはカルテの電子化、いわゆる電子カルテの導入であります。従来の紙カルテは診察の際に手元に取り寄せる必要がありますが、電子カルテは院内の端末ならどこでも閲覧でき、多職種の職員が同時に患者情報を共有することが可能となります。その結果、チーム医療を進めていく上でも有効であり、効率的な医療サービスの提供が可能となります。また、複数の診療科を受診する患者さんのアレルギー情報や禁忌薬品の使用制限などが閲覧しやすくなるため、安全の面でも効果があります。さらに、既に全国400床以上の病院の7割以上で電子カルテが導入済みであり、特に若手の医師は電子カルテになれていると思うことから、電子カルテの導入は医師確保の上でも有効であると期待します。  幾つか要望いたします。電子カルテの導入により患者情報の共有がスムーズにできるようになることから、さらにチーム医療を推進し、効率かつ適正な医療サービスの提供をしていただきたいことを要望いたします。  また、システム導入時は紙カルテとの併用から取り扱い等混乱が生じることも考えられます。患者さんに影響が出ないようにしていただきたいことを強く要望いたします。  停電により診療機能がダウンしないように、非常時の対応もしっかりとした準備を要望いたします。  また、今回の導入では外部との連携を行わないとのことですが、地域包括ケアシステム充足のためにも、今後の課題として他の病院や在宅訪問医療などとの外部連携ができるように、環境整備の構築をお願いいたします。  最後になりますが、病院長を初め職員の皆様お一人お一人が、医療の質の向上と経営改善を念頭に置いて日々の業務に取り組むことをお願いするとともに、地域の基幹病院として安全安心、そして健全な病院であり続けることを切に願い、賛成の討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第69号、平成29年度大和市病院事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第69号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第8、陳情第29-6号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈君) 日程第8、陳情第29-6号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書について、日本共産党を代表して採択に賛成の討論を行います。  誰もが安心して安全な医療や介護を受けたいと願っています。医療や介護の現場では慢性的な人手不足もあり、夜勤、長時間勤務の負担に拍車をかけており、働き続けることが難しい状況をつくり出しています。厚生労働省は夜勤交代制労働の負担軽減など勤務環境整備を求める通知を出していますが、改善が進んでいないのが現状です。安心して働き続けられることは、本人の健康への影響にとどまらず、患者さん、利用者さんの命の安全にもつながっています。夜勤、長時間労働は心身に負担をかけ、注意力が低下をするため、事故発生率を高めるとも言われていますし、作業能率が酒気帯び状態よりも低下をするということも実証されています。命を守る側が健康を害するようでは本末転倒です。  市立病院では、看護師みずからの処遇改善について、子供が3歳までは夜勤を免除するという取り組みを行っています。また、夜勤を行う場合でも、院内で夜間保育を行っているため、こうした取り組みも評価をされ、看護師募集には応募がたくさん来るというふうに聞いています。こうした状況からも、夜勤の負担軽減を望むニーズは大きいと感じています。  また女性は、妊娠、出産、子育てを経験していくものです。しかし、長時間や夜勤の実際の中で妊娠の継続が難しいというケースは、私自身の経験もありますし、同僚の職員さんにもかなりの頻度で妊娠の継続ができないといった状況も生まれています。そのため、仕事か子供かの選択に迫られるというような状況も起きています。こうした改善が進むことを切に願っています。  現場に携わる人が安心して働き続けられるように環境を整えるためにも本陳情を採択し、国に声を上げていきたいと思います。皆様の賛同を願って、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-6号、安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-6号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第9、陳情第29-7号、「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈君) 日程第9、陳情第29-7号、「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書について、日本共産党市会議員団を代表して採択に賛成の討論を行います。  介護職場の人材不足解消、介護制度の充実を図るためには介護報酬の引き上げが欠かせません。この間、介護事業者処遇改善の加算をとれたとしても、介護報酬が引き下げられてしまっては経営がままならないということも、事業者さんの声として聞いています。厚生労働省も2015年の介護報酬改定の影響が事業所の経営難を招いているということは認めています。保育士同様、福祉職場で働く人の給料は全産業よりも低い状況に置かれています。仕事の内容と給料が見合わない、心身の負担が大きく続かないと離職者が多いのが現状です。  国は、2018年度から始まる第7期介護保険計画の策定に当たって、持続可能な制度を確保するためにとさらなる負担増を利用者に求めようとしていますが、年金は下がり続け、物価は上がる。介護保険料、利用料を含む税金など負担がさらに進めれば、生活をすること自体ができなくなってしまいます。  介護従事者が誇りと意欲を持って働き続けられる環境づくりは急務です。本陳情書を採択し、一歩でも改善が図られることを期待し、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-7号、「介護労働者労働環境改善及び処遇改善の実現」を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-7号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第10、陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈君) 日程第10、陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書について、日本共産党市会議員団を代表して賛成の討論を行います。  生活保護は憲法第25条が明記をしている国民の生存権を守る最後のとりでであり、国民の命のとりでとなっている制度です。生活保護の水準は、国民生活の最低基準、ナショナルミニマムを具体化したもので、受給者のみならず、就学援助、住民税の非課税限度額、最低賃金などの基準となり、介護保険の保険料、利用料の減免ライン、障害者福祉の利用料の減免基準、公営住宅の家賃の減免基準、国保の窓口負担の減免基準の基準などにもリンクをしています。さらに、未熟児への医療費補助、慢性疾患のある子供への日常生活用具の給付、児童入所施設の費用、私立高校の授業料の減免など、子供の支援にかかわる多くの制度にも影響を与えるため、生活保護基準の引き下げは、税金や賃金、福祉施策の全面的な後退を招いてしまい、子供の貧困の解消に逆行するものです。  国はこの間、生活扶助費の切り下げ、期末一時扶助の減額、住宅扶助基準の引き下げ、冬季加算の削減など、生活保護費の連続削減を強行してきました。その理由として、一般低所得世帯の消費実態と生活保護世帯の受給額を比べ、生活保護世帯の受け取る額が多いとして、格差是正や均衡を図るためと説明をしています。しかし、一般低所得世帯は、本来であれば生活保護を受けるべき生活水準であるにもかかわらず、生活保護を受けていない。収入が最低生活費未満の人が生活保護を受けている割合を示す捕捉率は、日本は約2割にとどまっており、多くの多数の方が最低生活費以下の生活を強いられているということです。そうした世帯と比べて均衡をするということになれば、扶助の引き下げを行うという結論にしかなりません。  2013年に国連の社会権規約委員会がスティグマ、恥辱のために生活保護の申請が抑制されていると、日本の現状を懸念し、生活保護の申請を簡素化すること、申請者が尊厳を持って扱われることを確保するための措置をとること、生活保護につきまとうこの恥辱を解消する手だてをとることを日本政府に勧告しています。今すべきことは生活保護バッシングをやめさせ、生活保護を必要とする人が利用できるよう恥辱の解消を進めるとともに、支援の拡充や貧困の打開に国を挙げて取り組むのが政治の責務と考えます。  現在、厚生労働省社会保障審議会の生活保護基準部会で5年に一度の生活保護基準の見直しが検討されており、12月8日、同部会には、生活扶助の大幅削減、母子加算の2割削減などの案が提出をされましたが、専門家からは大幅削減への懸念が相次ぎ、議論はまとまっていません。2013年から3年にわたって過去最大規模の生活扶助の切り下げを行ったことに対して、生存権が脅かされており、これに違憲だとして全国で1000人近くの利用者が今裁判に立ち上がっています。  今回さらなる生活保護費が削減されることに受給者の方から批判や悲鳴の声が上がっています。市内の方の声、そのまま紹介したいと思います。高齢者の方は、今ですら大変な生活をしているのに、これ以上何を削れというのか。国は早く死ねと言っているとしか思えない。死ぬ権利も与えてくださいと言われました。また、子育て世帯のお母さんは、以前も今回も子育て世帯をターゲットにしてきた。安倍さんは子供の貧困解消なんて言っているけれども、反対のことをしている。来年春、高校に進学する息子には、中学でやっていた野球部には入れてあげられない。お金のかからない文化部にするように話すしかない。息子は生活保護を受けているのをわかっているけれども、本当はやりたいことをやらせてあげたいと話しておられました。  貧困の連鎖を防ぎ、安心して暮らせる社会の実現のためにも、文字どおり必要な人が受けられるよう、基準の引き下げではなく、充実をしていくべきと考え、本陳情への賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。――10番、石田 裕議員。                〔10番(石田 裕君) 登壇〕 ◆10番(石田裕君) 虹の会、石田裕。日程第10、陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書に対して、賛成の立場で討論を行います。  現在国が生活保護費の1割ほど減額をしていくのではないかというようなことで議論が始まっているというふうに情報が入っています。はっきり言って、生活保護をこれ以上低めていくということに関して2点問題があると思っています。  1点が、まず貧困の方々に対して、ある意味これはもう死ねと言っているようなものではないか。本当に厳しい状況の中で暮らしている方々の最終救済ラインが生活保護費であって、そこを減額していくことというのは、まず本当に生存権にかかわっていくものではないかというところでおかしいのではないか。もう1点が、何も貧困に陥っている方々だけの問題ではなく、生活保護というのは国の再分配機能を保障するものでもある。お金がない人たちに対して、しっかり国がお金を回していくということをすることによってしっかり消費が担保される。そうすることによって、全体の経済の循環というのも担保されていくと思うのです。そういった2点の問題点があると思っています。  今本当に不景気という状況で、皆さん、なかなかお金が回らない、給料が少ない、その分たくさん働かなければいけない、忙しい。こういった状況下の中で、一番厳しい生活状況を強いられている生活保護の方々の扶助費というのをさらに削っていくというのは、全体の経済の状況ですとか、今我々が直面している社会の課題に対して逆行する政策であると考えていますので、本陳情に対して賛成の立場を持っております。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-11号、人間らしい生活の保障を求める国への意見書提出を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-11号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第11、議案第46号、大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例についてから △日程第16、陳情第29-13号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書まで、以上6件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は文教市民経済常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――20番、古谷田 力文教市民経済常任委員長。                〔20番(古谷田 力君) 登壇〕 ◎20番(古谷田力君) 去る11月30日に開催いたしました文教市民経済常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員5名の出席がありました。  初めに、議案第46号、大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、青少年相談室を移転する理由を伺いたい。答弁、現在1階と3階に部屋が分かれている相談室とまほろば教室がワンフロアとなることで連携した支援が可能となり、施設も拡充されるので、より広い学習支援、落ちついた環境での相談業務ができると考え、旧図書館3階に移転となった。  質疑、音楽室、保健室等も充実するようであるが、内容を示されたい。答弁、教室自体が広くなるだけでなく、区切ることも可能となり、小学生の受け入れも拡大される。音楽室、保健室、理科の実験等の教育活動に利用可能な多目的室、個別の面接等を行うカンファレンスルームの設置等、教育活動の充実に大きく役立てたい。  質疑、現在の青少年相談室への来室手段は把握しているか。答弁、正確な数字は把握していない。現在は大和駅に大変近いので、電車で大和駅まで来た後、徒歩で通室する方が半分以上であるが、心理的な不安を抱え、公共交通機関を使えず、自家用車で通室するケースも二、三割あると見ている。  質疑、現状のサービスはいつまで続け、現施設の利用者へはどう告知するのか。答弁、平成30年3月最後の1週間を閉室期間とし、移転業務を行いたい。その週も電話相談業務には応じていきたい。緊急性があり、面接等が必要な場合は、場所の確保も考えながら対応していきたい。周知には、1月の広報やまと、当室ホームページを使い、小中学生の保護者には学校を通してプリントを配付したい。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号、指定管理者の指定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。
     質疑、中央林間図書館の指定管理者の選定方法とその理由について、選定されたやまとみらいは約1年間シリウスを管理していることの評価も含めて答弁願いたい。答弁、シリウスを1年間運用して年間来館者数が300万人に到達し、市民、文化創造拠点等運営審議会で非常に高い評価を得たこと、図書館3館体制をとり、シリウス内図書館を中央館とした一体的な管理が望ましいことから今回の選定となった。  質疑、3館を一体管理することはメリットが大きいので、非常に重要である。一体管理のメリットを整理して示してほしい。答弁、中央館館長を筆頭に指揮命令系統の確立が可能となる。大きくサービスの向上につながると考える。選書の際も、より一層現場の意見、ニーズも取り寄せながらの一体的な購入が可能と考える。一体化により指定管理者の特徴ある運営が可能と期待している。  質疑、労務管理もしっかりと評価してほしい。そのことが直接市民サービスの向上にもつながると思うが、いかがか。答弁、現時点では指定管理の評価の中で労務管理は特に評価していないが、発注者側として環境の整備等には努めている。その点は発注者側より指定管理者側に常日ごろからミーティング体制をとり、打ち合わせを行い、その旨毎回報告しており、良好に動いていると判断しているが、より一層注意したい。  質疑、やまとみらいが管理を再委託する際、入札などは行うのか。答弁、やまとみらいは6社の企業体である。シリウスでは一部委託としている業務もあるが、基本的にはその6社での対応となる。  質疑、市職員の体制はどのようなものか。答弁、指定管理者制度を導入するので、市職員が張りつくことはない。発注者である当課は事務所のあるシリウス内からモニタリングする。  質疑、蔵書数はどの程度か。また、市立図書館は席数が非常に多く、評判がよい。席数はどの程度と考えているのか。答弁、蔵書能力は3万冊を予定しているが、来年4月の開館段階では1万2000冊でスタートする予定である。閲覧席は現在110席ほど準備する予定である。フリースペース等も設けられるので、多少増席できると思う。  以上で質疑を終結し、反対討論として、知る権利を守ることからすれば、教育施設である図書館は市が直接管理すべきという立場なので反対する。  また、賛成討論として、公では少なかった振り幅を大きくすることでできるサービスがふえ、シリウス来館者年間300万人のような成果を得られると思う。本案には賛成であるとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成多数で原案のとおり可決されました。  次に、陳情第29-9号、「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、国が最低賃金を示し、その中から都道府県ごとに決めている現状と思うが、加味されるような条件はあるのか。答弁、国が目安を示し、各都道府県の最低賃金審査会で審議が行われている。都心部、地方部により状況が異なることを勘案し、都道府県ごとの答申が出されているものと認識している。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、本陳情を採択し、最低賃金を引き上げ、中小企業を支援しながら経済の活性化を目指すべきであるとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第29-10号、「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、市内の年金受給者数の対人口比を伺いたい。答弁、比率としては少数である。  質疑、年金制度を持続可能とするためにさまざまな改革等を行っているが、最近の動向等、所見を伺いたい。答弁、年金受給者の資格を25年から10年に短縮する制度改正、条件が整った場合、厚生年金に加入できる制度も実施している。年金積立金管理運用独立行政法人の運用方法として、国内外の債券等の計画的な運用を図っている。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、一人一人が文化的に健康に生きられる制度にしていくことは国の果たすべき役割である。本陳情に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は賛成少数で不採択と決しました。  次に、陳情第29-12号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書を議題とし、質疑に入りました。  質疑、市内で私立高校に通学する生徒数は増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのか。答弁、私立学校への入学は例年20%程度で推移しており、平成29年度は19.6%なので微減である。  以上で質疑を終結し、賛成討論として、家庭の状況にかかわらず、学習機会を保障していくことが未来の日本を支える若者を支えることにつながるので、私学助成の拡充を進めていきたいという立場から本陳情に賛成するとの討論がありました。  以上で討論を終結し、採決の結果、本件は全員賛成で採択されました。  次に、陳情第29-13号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書を議題とし、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で採択されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第11、議案第46号、大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――5番、河端恵美子議員。                〔5番(河端恵美子君) 登壇〕 ◆5番(河端恵美子君) 日程第11、議案第46号、大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例について、公明党を代表して賛成の立場から討論をいたします。  本条例は、青少年センターの移転に伴い、事務室、相談室、まほろば教室等、青少年相談室の全ての機能が仮称市民交流センター3階に移転されることにより、条例の改正がなされるものです。  相談室とまほろば教室が一つのフロアになるため、相談員、まほろば教室指導員、街頭専門指導員がいち早く情報共有できることになります。また、連携して相談支援活動に当たることができ、小学生、中学生を対象とした面接の充実などが期待されます。専用の入り口やインターホンの設置、電話相談室などが増設されることで、安心して相談できる体制が整備されます。増室されることでより円滑な対応が可能となり、登校できないことを悩み、何とかしようと苦しんでいる児童生徒、そして同じように苦しんでいる保護者への支援の強化につながると考え、高く評価をいたします。  また、遊びながら児童の面接ができる部屋や心理検査も充実され、より一人一人に寄り添う対応が可能になると考えます。  なお、まほろば教室においては、学年別の対応などができるように間仕切りをし、個別の支援や広いスペースを活用した多様な学習活動や、視聴覚室にはピアノなどの楽器を設置し、音楽の授業や表現活動ができる環境が整備されます。また、カンファレンスルームや多目的室、保健室なども整備されます。移転に伴い、さまざまな機能が強化されることで児童生徒の多様なニーズに合った個別支援、人間関係づくりを中心とした教育活動が充実されることについても評価をいたします。  以前にまほろば教室を視察した際、体育の授業で生徒の皆さんが積極的に体操などをしておりました。体を動かすことはストレス解消など、気持ちを前向きにする効果もあると思いますので、ボールなどを活用できる環境整備とともに、心を豊かにする読書コーナーの充実などを要望いたします。  不登校の問題は未来のまちづくりにかかわる重要な課題と捉え、不登校児童生徒に対する多様な教育機会の確保など積極的な取り組みを要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第46号、大和市青少年相談室設置条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第46号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第12、議案第50号、指定管理者の指定について討論に入ります。まず反対討論。――22番、大波修二議員。                〔22番(大波修二君) 登壇〕 ◆22番(大波修二君) 日程第12、議案第50号、指定管理者の指定について反対の立場で討論いたします。  2003年に政府は、地方自治法を改正して公務員労働について、指定管理者制度を設置することにより、福祉分野、スポーツ分野、社会教育分野等の施設において、全面的に民間の会社等に委託化できるような制度を導入しました。現在では全国で約7万施設でこの制度が導入をされています。しかし、それが全く問題がないということではありません。約2500を超える施設でこの制度の取り消しを行っている実態があります。  今回の市の提案は大和市立中央林間図書館を指定管理者に指定するものであります。この問題点を指摘して反対の討論をしたいと思います。  まず、市民の声が図書館にどういう形に反映をされるのでしょうか。この図書館は市の職員が常駐するわけではありません。また、実務の中で最も重要だとされる公平、中立性は全体の奉仕者である公務員でなければ、私は判断できないのではないだろうかと思います。  さらには、書籍はどのような形で選定をされるのでしょうか。本を選定する場合は、選定者の考え方が必ずあらわれてまいります。価格だとか作家名だとか出版社、有害な本だとか人間を否定する本、犯罪の手引きをする本、女性の尊厳を否定する本、これらさまざまなまさに無数の本があるわけですけれども、これは何を基準として選定されるのでしょうか。図書館に携わる市の職員の数は限定をされています。書籍の種類ですが、先ほど言いましたけれども、文化に対する、教育に対する、あるいは人間がどのように生きるべきか等、大和市の基本的な思想が果たして書籍の選定に反映をされるのでしょうか。大和市における市民の知る権利は果たして保障されるのでしょうか。非常に懸念をされるのは、指定管理者の思想が書籍の選定に反映をされるのではないでしょうか。  また、委託業者は民間の営利を目的とする株式会社であります。人件費は委託の大半でありますから、そこから利益を得ようとする場合は、必然的にそこの職員等の働かせ方とか資格をどういう形でどのくらいそこに配置をするかということで、労働条件、労務費等が必ず対象になるわけでございます。  指定管理者の基本的なメリットというのは、実は民間活力の導入、そして2番目は経費が少なくとも公務員労働よりも安価にすることができるということ、この2点が最大の導入のポイントであるわけであります。したがって、今よりもはるかにサービスが大きくなるというのは、その分だけ指定管理者で働く職員に負担がかかるのではないだろうかということが懸念をされるわけでございます。  司書は、一定の学歴、例えば大学の図書情報学を修了した者、あるいは修士課程の資格を持った人、あるいは大学の図書館学科を卒業した意欲、使命感のある人が求められます。司書資格のある人は、そのレベルを維持向上させるために、本市以上の時間の研修は必要とされますけれども、懸念をされるのは、利潤を上げるためにその人たちの労働条件の悪化にならないのでしょうか。その辺が私は非常に懸念をされるところでございます。図書館で働く、専門的な高度なレベルを持ち続けて業務をしていただくためには、指定管理者ではなくて、直接市の公務員としての労働者、職員が必要であるというふうに私は考えるわけでございます。  図書館業務が民間委託されてきたのはわずか十数年であります。この間ずっと公務員である市の職員がこの労働に携わってきているわけでございます。そういう意味では、長年公務員としての図書館における労働が非常に貴重だし、その経験をいかに市民にサービスとして反映させるということが重要ではないだろうかというふうに思っています。したがって、図書館を指定管理者に指定するということに関しては適当ではないというふうに思います。市民の利益につながるとは思えません。  以上で反対の討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――18番、吉澤 弘議員。                〔18番(吉澤 弘君) 登壇〕 ◆18番(吉澤弘君) 日程第12、議案第50号、指定管理者の指定について、公明党を代表して賛成の立場で討論いたします。  指定管理者の指定につきましては、平成30年4月より大和市立中央林間図書館の指定管理者をやまとみらいに指定したい必要によるものです。やまとみらいの運営については、6者それぞれの民間事業者が専門性を生かし、上質なサービスの提供をしており、特に図書館については、これまでの本市の図書館が行ってきた読書推進事業や蔵書の確保などのさまざまなノウハウが受け継がれております。そして、新たに健康都市図書館として市民の健康を支える施設として情報発信に成果を出しております。また、1年で300万人の来館ということが、利用者として何度も足を運びたくなる施設となっているあらわれでもあり、そのような運営に対して高く評価をいたします。  中央林間図書館の運営についても、シリウスとの一体管理により、シリウスで提供されているサービスが提供できることや、シリウスで培ったさまざまな関係機関との連携により、中央林間図書館においても他機関や地域との交流が期待できることから、賛成の討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。――23番、高久良美議員。                〔23番(高久良美君) 登壇〕 ◆23番(高久良美君) 日程第12、議案第50号、指定管理者の指定について、日本共産党市会議員団を代表し反対の討論を行います。  本議案は、新しく中央林間駅ビル内に平成30年4月1日から開設される大和市立中央林間図書館の指定管理者を指定するもので、指定先は公募によらずシリウス図書館の指定管理者やまとみらいを指定し、シリウス図書館と一体的に運営を図るとしています。  図書館は市民と自治体が文化を創造し推進していく社会教育の最も重要となる施設であり、図書館の運営には自治体が直接責任を持って当たるとの立場です。シリウス図書館には多くの来場者があり、高校生などが机に向かって学ぶ姿があり、席に着いて学べる環境は市民要求のあらわれです。図書館に関するさまざまな要望を的確に把握し、市民とともに文化をつくり、推進していくには指定管理者に管理運営を委ねるのではなく、市が直接かかわることが重要であると指摘し、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第50号、指定管理者の指定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔多数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立多数であります。よって議案第50号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第13、陳情第29-9号、「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――11番、佐藤大地議員。                〔11番(佐藤大地君) 登壇〕 ◆11番(佐藤大地君) 日程第13、陳情第29-9号、「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書について、先ほどの委員長報告では不採択とのことでしたが、日本共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  2017年の最低賃金の改定では、神奈川県では956円、全国の加重平均額では848円となりました。神奈川県ではあと50円程度の引き上げで最低賃金時給1000円がやっと見えてきたなというところでありますけれども、それでもフルタイムで働いて額面で17万円程度と、とても憲法で保障された「健康で文化的な最低限度の生活を営む」そういった金額ではありません。  安倍首相は、最低賃金を毎年3%引き上げて、加重平均で1000円を目指すというような発言をされていますけれども、格差と貧困が拡大していく中、このペースで本当に大丈夫なのでしょうか。この加重平均で1000円という目標達成は、単純計算でいくと、達成年度は2023年というふうになりまして、過去に2020年までに全国平均1000円を目指すとした雇用戦略対話での政労使三者合意を先延ばしにするというものになってまいります。この2020年という年まであと3年しかありませんけれども、この合意を達成するには年6%程度の引き上げが必要になります。  そして、加重平均でということなのですけれども、人口が多い、また労働者の多い都市部の最低賃金を上げれば、目標達成に近づいてくるということもあって、より地域間格差が拡大するという懸念もございます。最低賃金の加重平均ではなく単純に金額だけ平均をとると970円ということで、加重平均と約60円差があります。より賃金の多い、収入の得やすい都市部へ人口が流れていくのではないかという懸念がございます。  フルタイムで働いた場合ですけれども、賃金が100円違うと、1カ月約1.8万円、年間で言うと約20万円差が出るわけであります。全国でのきちんとした最低賃金制度、全国の底上げというものが必要ではないでしょうか。  最低賃金が上がることで小さな事業所がつぶれるといった声も聞きます。しかし、人件費がふえるのであれば、当然発注金額、商品の原価はふえていくべきものではないでしょうか。ただ、実際には企業間の取引の力関係の中では、それがうまく反映されないという状況がございます。企業の経営意識の改善等環境整備が必要だと考えます。  労働基準法第1条で「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。」としていますし、最低賃金法第9条では、最低賃金は生活保護水準を下回ってはならないとしております。それぞれの法律の精神に基づく改善が必要ではないでしょうか。  以上のことから、最低賃金の引き上げ、そして中小企業支援の拡充などを求めて、本陳情への賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-9号、「最低賃金の引き上げと中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-9号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第14、陳情第29-10号、「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書について討論に入ります。まず賛成討論。――11番、佐藤大地議員。                〔11番(佐藤大地君) 登壇〕 ◆11番(佐藤大地君) 日程第14、陳情第29-10号、「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書について、先ほどの委員長報告では不採択ということでありましたけれども、日本共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  国民年金だけでは生活できず、貯金を切り崩している。2カ月に一度の支給で生活サイクルがつくりづらいなど、さまざまな相談が寄せられている状況です。年金額の実質低下に加えて、消費税の増税、物価上昇、各種保険料、税金の負担も増大し、年金生活者の生活はより困難なものになっています。加えて、年金の支給開始年齢の引き上げというのは、支給を目前にされた方はもちろん、若い世代にとっても、払った年金が本当にもらえるのかといった懸念を抱かせるものであります。  社会情勢は正規から非正規への切りかえ、そしてワーキングプアなど、日本の経済状況、労働状況は悪化の一途をたどり、貯蓄なしの世帯が約3割という状況であります。これ以上の年金制度の改悪は、年金を迎えた後の生活の保障というものを破壊し、結果として生活保護を受けざるを得ない、そういった状況をつくり出すのではないでしょうか。  年金制度の充実というのは、地域で暮らす高齢者の生活を支えるということにつながります。それが地域経済に還元されるというものであります。家計が苦しいから消費を抑えるという経済において最も悪い影響を与える志向を脱するには、所持金をふやす、収入をふやすという方向しかありません。今高齢者の方も、そしてこれから高齢者になる私たちも含めて、安心できる、100年安心の年金制度というものを実現するために、本陳情を採択することを求めて、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。――10番、石田 裕議員。                〔10番(石田 裕君) 登壇〕 ◆10番(石田裕君) 虹の会、石田裕。陳情第29-10号、「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書に賛成の立場で討論を行います。  もう年金で暮らしていけないという方々が大勢いるということは周知の事実だと思うのです。国民年金保険だけを支払っていれば受給が月6万円とか、こういった状況の方々がいる。そういった状況下の中で、生活保護の人がすごいふえているというのも大きな一因になっているというのも当然のことなのです。こういった状況下の中で、先ほども話にありましたけれども、生活保護の受給を下げていくだとか、こういったことをやっている場合ではない。何をやらなければいけないのか。この破綻している年金制度に対して、はっきり言って、今少子高齢化の中で、年金のお金の中で独立採算制を保っていくということはもう不可能な状況になっているわけですから、そこに対して国がしっかりとお金を入れていかなければいけない。そのためには財源をどうするのかというのがあります。それを今の非常にきゅうきゅうとしている国民から、広く一般から得ていこうというのは私も不可能だと思います。  ですが、一方で確実に大企業ですとか超富裕層というのが極端に膨らんでいる、戦後最大に膨らんでいるというこの状況下の中で、ここに対して課税をするとか、こういった議論が出てこないということ自体がおかしな話なわけであって、しっかりとそういった一体的なことを考えていきながら、国は経済全体のことも考えて、この年金制度、これをしっかりと充実させていくということが、これは高齢者のためだけではなくて、日本の社会の全体の経済、普通に皆さんが暮らしていって経済活動ができる、当たり前にお金が回る、当たり前に人間らしく生きられる、当たり前に誇りを持って生きられる、そういったことを広く一般の人たちに担保するために必要なことだと考えておりますので、虹の会、石田裕は賛成の立場で討論を行います。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-10号、「年金制度の改善・充実を求める意見書」の提出を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔少数起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立少数であります。よって陳情第29-10号は不採択と決しました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第15、陳情第29-12号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-12号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって陳情第29-12号は採択されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第16、陳情第29-13号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより陳情第29-13号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって陳情第29-13号は採択されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 暫時休憩いたします。                   午前10時55分 休憩                   午前11時15分 再開 ○議長(木村賢一君) 再開いたします。 ○議長(木村賢一君) 続いて、 △日程第17、議案第47号、指定管理者の指定についてから △日程第34、議案第67号、市道路線の認定についてまで、以上18件を一括議題に供します。  ただいま議題となりました案件は環境建設常任委員会に付託され審査されておりますので、この際同委員長に審査の経過と結果についての報告を求めます。――18番、吉澤 弘環境建設常任委員長。                〔18番(吉澤 弘君) 登壇〕 ◎18番(吉澤弘君) 去る11月29日に開催いたしました環境建設常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  当日は委員全員と委員外議員3名の出席があり、審査に入る前に道路議案の現地視察を行った後、審査に入りました。  初めに、議案第47号、指定管理者の指定についてを議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、市営住宅及び共同施設の指定管理者の業務内容を教えてもらいたい。答弁、6団地敷地内の維持管理、防犯、居住者が高齢化しているのでその見回り、居住者からの要望等に応じて対応すること、小規模修繕等を行う。  質疑、5年間の管理料は幾らか。答弁、提案額は2億6505万円である。  質疑、高齢者が多くなり、草むしりが大変であると聞いている。それは業務内容に入っていないのか。答弁、住民が管理できない樹木の剪定等は指定管理者が行うが、草むしり、低木の管理等は住民が行う。  質疑、指定管理者の指定に当たり住民からの要望等はあったのか。答弁、指定管理者は選定委員会の意見をもとに評価し決定していく。住民の意見を聞いて決定するシステムはとっていない。住民からの要望等は候補者へ伝え、対応できるところはしてもらう。  質疑、1社しか応募がなかった分析はどのようにしているか。答弁、説明会には2社が参加したが、応募したのは日立ビルシステム1社であった。もう1社が応募しなかった理由はわからない。選定委員会では提案内容を評価し選定した。結果として応募が1社だった。  質疑、高齢の居住者もふえており、さまざまなことが予測される。そういうときの体制はどういう契約になっているのか。答弁、日立ビルシステムは大和駅近辺に事務所を設置しており、平日の日中であれば、苦情等が入れば現場に向かうことができる。それ以外の時間帯は24時間の緊急コールセンターに入る。横浜に事務所があるので、30分前後で到達する体制づくりはとっている。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号、工事請負契約の締結についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、(仮称)大和圃場跡公園整備工事について、入札の経過を伺いたい。答弁、9社が入札参加申請を行い、6社が入札、2社が辞退、1社が不参加であった。入札した6社のうち、3社が最低制限価格と同額であったため、くじ引きを行った。落札後の審査で2社が入札参加資格要件を満たしていることが確認できなかったため無効となり、1社が入札参加資格要件を満たすことが確認できたので、相模緑建株式会社に落札決定した。落札率は90%である。  質疑、具体的にどういう防災機能を持たせた公園になる予定か。答弁、防災時にテントが張れる遊具、かまどベンチを考えている。下水道用地の上は広場機能として避難場所になる。  質疑、周りに木を植えるが、どういう木を植えるのか。答弁、防火樹を設定しており、高木は、クスノキ、シラカシ、コナラ等、中木はキンモクセイ、低木はジンチョウゲ等を考えている。  質疑、ボール遊び広場、築山遊具広場があるが、こういう構想は住民に説明しているのか、これからになるのか。答弁、現在地元と調整しているのは工事の搬入が主で、今後地元自治会に公園の概要を丁寧に説明していきたい。  質疑、トイレは設置されるのか。答弁、今年度工事の0.8ヘクタールの中にトイレはないが、平成30年度予定工事の0.42ヘクタールの中で設置を検討している。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で同意されました。  次に、議案第52号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました  質疑、現在砂利道であるが、舗装が終わるのはいつか。答弁、来年度整備工事をする予定である。  質疑、路線拡大図を見ると、隅切りがない。必要ないのか。答弁、東側は隅切りを設けている。西側は、隅切りはないが、私道移管の基準に位置指定道路どおりになっていれば受け付ける緩和条項を設けている。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号、市道路線の廃止についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、何軒ぐらい家が建つのか。施工主が道路をつくり、その後に市が移管を受けるのか。答弁、宅地は8区画である。開発者が道路整備まで行い、その後市が帰属を受ける。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第55号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、現況はどうなっているのか。拡大図の左下に出ているところがあるが、これは隅切りか。答弁、現在は砂利道で、来年度補装工事を行う予定である。隣の区画でこの隅切り部分を利用した開発が計画されていたのではないか。現状ではこの形で私道になっている。一部寄附を受けないことになると無用の課題が生じるため、位置指定を受けているまま移管を受ける。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第56号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました.  質疑、現況は舗装されているのか、これから整備するのか。その際側溝はどうなるのか。答弁、現在舗装されており、雨水排水に当面課題等は見当たらないので寄附を受け、将来的に維持管理は市が行っていく。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、議案第57号と同じところだと思う。議案第57号では幅員が6メートルとられているが、本件は5.02メートルである。市の指導なのか、開発業者が5メートルしかとらなかったのか。答弁、開発事業者が選定した幅員である。開発基準では70メートル以下の道路の場合、4.5メートル以上あれば許可できる。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、完成済みの道路になっているのか。何軒ぐらいの住宅が建つか。答弁、既に完成している。宅地は45区画である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。
     次に、議案第60号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、議案第59号の隣であるが、住宅は何軒か。同じところが開発したのか。答弁、議案第59号と同じ開発で、宅地数は合わせて45区画である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第61号、市道路線の変更についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、県道丸子中山茅ヶ崎線に並行しているところの幅員は5.5メートルでいいのか。工事の完了予定はいつごろか。答弁、5.5メートルである。事業認可期間は平成32年度末までになっている。平成31年度、平成32年度あたりの工事になる。  質疑、今回上程されている接続道路以外にも接続道路があると思う。この議案がこのタイミングで提出されたのは何か理由があるのか。答弁、神奈川県が県道整備事業に伴って接続道路を買収するため、あらかじめ本市が道路認定する必要がある。本市の意思決定をもって県が必要な市道部分の買収をする。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号、市道路線の廃止についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、現地視察の際、車をとめた脇にデイサービスのような施設があったが、これは残るのか。答弁、その建物には当たらないような形で線形を考えている。  質疑、廃止すると困ると思うが、変更する路線ができるまではあるのか。答弁、上和田125号は廃止になるが、桜ヶ丘宮久保線の道路認定が廃止された部分にかかってくるので、現状の機能は確保される。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号、市道路線の変更についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号、市道路線の変更についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、地域住民への説明はどのような形でしているのか。答弁、関連地権者には県から説明している。丸子中山茅ヶ崎線道路整備促進協議会の全体会議で進捗状況を県が説明する中で、交差点がこうなると説明しているし、今後もしていく予定である。県は周辺にはまだ説明していないと思っているので、県にも確認しながら、なるべく多くの方に理解が得られるような説明を要望していきたい。  質疑、議案第64号で新たに市道ができて、その先に新たに歩道が整備され、その先に県道となると思う。道路、歩道、県道のような形になるのか。答弁、上和田133号は桜ヶ丘宮久保線のカーブ部分に道路の出入り口ができる。現在の県道との出入り口は閉じられる。  質疑、桜ヶ丘宮久保線の幅員は何メートルか。答弁、全幅が9メートルで、西側に2メートルの歩道がつくので、車線は7メートルである。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号、市道路線の認定についてを議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  質疑、議案第65号、第66号、第67号はつながっている土地のようであるが、一つの開発業者か。答弁、開発事業としては別である。  質疑、それぞれの地権者は同じ方か。答弁、議案第65号、第66号の開発行為は同一申請者で、第67号は別の事業者である。  以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第17、議案第47号、指定管理者の指定について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第47号、指定管理者の指定についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第47号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第18、議案第51号、工事請負契約の締結について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第51号、工事請負契約の締結についてを採決いたします。  本件に対する委員長の報告は同意であります。本件を同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第51号は同意されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) お諮りいたします。日程第19、議案第52号、市道路線の認定についてから日程第34、議案第67号、市道路線の認定についてまで、以上16件を一括して討論、採決を行いたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。  これより議案第52号外15件について一括討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――19番、赤嶺太一議員。                〔19番(赤嶺太一君) 登壇〕 ◆19番(赤嶺太一君) 議案第61号、市道路線の変更についてから議案第64号、市道路線の変更についてまで、これら道路議案について一括し、賛成の立場から討論を行います。  現在神奈川県により丸子中山茅ヶ崎線の横浜市境から旧藤沢町田線までの約1キロの区間について、車道を2車線から4車線にふやし、歩道を拡幅する街路整備事業が進められており、議案第61号から第64号までの道路議案は丸子中山茅ヶ崎線に接続する市道の改良を行うものであります。丸子中山茅ヶ崎線の拡幅により、慢性化している渋滞の緩和や安全に通行できる歩行者空間の確保が実現いたします。今後も県の道路拡幅工事の進捗にあわせて、本市においても県道に接続する道路等の周辺環境の整備を着実に進めていく必要があり、これらの議案はまさに周辺住民の悲願である道路整備が進んでいるということが実感できる成果であると考えております。丸子中山茅ヶ崎線街路整備事業の事業期間は平成33年3月までとなっておりますが、一日も早い拡幅工事の完了と供用開始、立体交差事業の事業化、さらなる環境整備を要望し、賛成の討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第52号、市道路線の認定についてから議案第67号、市道路線の認定についてまで、以上16件を一括して採決いたします。  議案第52号外15件に対する委員長の報告は原案可決であります。議案第52号外15件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第52号外15件は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第35、議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)を議題に供します。  本件は総務常任委員会を主査として関係常任委員会に付託され審査されておりますので、この際各委員長に審査の経過と結果について報告を求めます。まず――3番、二見健介総務常任委員長。                〔3番(二見健介君) 登壇〕 ◎3番(二見健介君) 総務常任委員会における審査の経過と結果について御報告いたします。  議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)総務常任委員会所管関係を議題とし、市側より説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、消防活動用資機材整備事業についてであるが、災害があった場所に複数のドローンを飛ばすことは可能なのか。答弁、複数のドローンを一気に何台も飛ばすことは事故が起こりやすい。今回のドローンは撮影により情報収集を行うものであり、安全面は十分配慮したい。  質疑、本市は消防署の署員が操縦の資格を取るのか。答弁、災害時、当直職員だけではなく、非常用の参集も必要になる大規模な災害が想定される。本市においては全職員がドローンを操縦できる体制を構築していきたいと考えている。  質疑、ドローンの飛べない条件があると思うが、どういうときに飛べないのか。答弁、日の出から日没まで、目視の範囲内でドローンとその周囲を監視して飛ばすことができる。多数の人が集まる場所では飛行させないこととなっている。風速はおおむね10メートル以下で飛行することが可能である。  質疑、ドローンの導入は将来的にどのように考えているのか。答弁、大規模災害に限らず、日常的な災害の中でも十分使えると認識している。現在導入を考えているのは、通常の画像、動画撮影のみであるが、今後赤外線カメラ等も搭載できる機器が出ると聞いている。現在建物の中は壁の内側など温度差を見ている。そこから見れないものは上空からということで、二段構えで考えている。  質疑、周辺他市でドローンはどのぐらい導入されているのか。答弁、県央では厚木市が持っている。総務省消防庁が平成29年7月に調査したところ、全国で75の消防本部が持っている。  続いて、歳入及び総括についての質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 続いて――14番、青木正始厚生常任委員長。                〔14番(青木正始君) 登壇〕 ◎14番(青木正始君) 厚生常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  本件厚生常任委員会所管関係を議題とし、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  まず、歳出について、質疑、保育所等施設型給付事業について、保育士の処遇改善は具体的にどのような内容か。答弁、従来なかった保育現場のライン職として、リーダーや副主任保育士などの役職を新たに発令し、月額4万円の処遇改善をするほか、職務分野リーダー制、キャリアアップ制度として、例えば乳児保育のリーダー、食育・アレルギーのリーダーなどの専門分野を設け、各分野の研修を受けた保育士には月額5000円の処遇改善をする。  質疑、新たに副主任、リーダーとなる保育士の人数は把握しているか。答弁、施設側からの聞き取りによると、副主任保育士等は230人程度、職務分野別リーダーは130人程度と確認している。  続いて、歳入について質疑はなく、以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 続いて――18番、吉澤 弘環境建設常任委員長。                〔18番(吉澤 弘君) 登壇〕 ◎18番(吉澤弘君) 環境建設常任委員会における審査の経過と結果につきまして御報告いたします。  本件環境建設常任委員会所管関係について、市側から説明を受けた後、質疑に入りました。  債務負担行為補正について、質疑、公園維持管理作業・監視等業務を委託することでどのぐらいの削減になるのか。答弁、造園業者が行っており、樹木の剪定、草刈りは効率的にやっている。金額的には、直営から変わった分と、別に発注しているトイレ清掃、監視管理業務も委託し、170万円弱の削減が見込める。  質疑、業者はいつ決定する予定か。答弁、平成30年4月1日から管理できるように、その前に業者の選定作業をする。準備は2月ごろからになる。  質疑、公園維持作業は具体的にどういうものを指すのか。監視とはどういうことなのか。答弁、直営業務は、清掃、剪定、除草で、監視は実際に公園に立って状況を見ているが、それ以外に施設点検、簡易な修繕、迷惑行為の注意や指導がある。管理監視業務は別に業務委託し、北部ではさくらの散歩道にシルバー人材センターの方に立ってもらっている。  質疑、公園には愛護会が組織されており、清掃を行っている。どういうすみ分けをしているのか。答弁、直営で行ってきた業務と民間委託化するものは、地元の清掃活動とは異なるもので重複していないと捉えている。
     以上で質疑を終結し、討論はなく、採決の結果、本件所管関係は全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。 ○議長(木村賢一君) 各委員長の報告が終わりました。ほかに他の委員から補足報告があれば発言を許します。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) なしと認めて進行いたします。これより質疑に入ります。  ただいまの各委員長報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――15番、中村一夫議員。                〔15番(中村一夫君) 登壇〕 ◆15番(中村一夫君) 日程第35、議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、自民党・新政クラブを代表して、意見を申し述べ賛成の立場で討論いたします。  今回の補正予算の一つの目玉は、子供を持つ保護者への安否確認メール配信に係る経費の増額補正であり、母子保健相談指導事業に一般財源からシステム構築に関する経費として53万円が増額補正されました。本事業は赤ちゃんまもるくんという名前がついているようですが、ひとり親家庭や配偶者の長期出張などにより、主に一人で子育てをされている方が万一自分が突然に死亡してしまったりした場合、赤ちゃんや幼い子供がどうなってしまうのだろうという不安に応える事業となっています。まずはこういったところにまで配慮した施策を行おうという本市行政の極めてきめの細かい姿勢を率直に評価申し上げます。  事業の概要としては、赤ちゃんまもるくんに登録した利用者に対して、市は毎日安否確認用メールを配信します。利用者はメールを開封し、メール記載のURLをクリックすることによりその安全が確認されます。2日連続でアクセスがない場合、3日目にシステムから市に対して未開封通知が送信され、市ではその未開封通知を確認したら、まず安否確認のため、あらかじめ登録されている複数の緊急連絡先に電話連絡をします。そこで連絡がとれ、安否が確認されれば、そこで終了となりますが、連絡がとれなかった場合は、その後保健師などの市職員が2名現地に駆けつけるといったものです。大変すばらしい事業でありますけれども、幾つか気になることがあります。  まずメールへのアクセスがなかった場合、実際に市から連絡がつくのは早くて3日目です。今回対象となっているのはゼロ歳から2歳までと聞いていますが、そのような幼いお子さん、まさに赤ちゃんが果たして3日間もそのままにされていて本当に大丈夫なのでしょうか。また、毎日メールを確認してURLをクリックしていくというのは結構煩雑なことであり、登録したものの、クリックしない利用者への対応に市職員が忙殺されてしまい、他の業務に支障を来してしまうということはないのでしょうか。そして、今回はいきなり利用者の範囲に制限を設けないで行うとも聞いていますが、こういったサービスは一旦広く始めてしまうと、後から縮小していくということは極めて困難であります。したがって、当初は本当に必要な方々に限定して始めて、様子を見ながら、必要に応じてその利用者範囲を広げていってはいかがでしょう。そうすれば、市職員の対応できる数もわかってきますし、3日よりも早いスピードで利用者に対応することもできるかもしれません。  いずれにしても、大変すばらしい施策でありますから、実施までにさらに検討を重ねられ、その名のとおり、確実に赤ちゃんを守ることができるものにしていっていただきたいと思います。  以上、意見を申し上げて、賛成の討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――16番、鳥渕 優議員。                〔16番(鳥渕 優君) 登壇〕 ◆16番(鳥渕優君) 日程第35、議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、公明党を代表し、賛成の立場から討論いたします。  衛生費の母子保健相談指導事業については、子供を持つ保護者への安否確認メール配信サービス、赤ちゃんまもるくんに係る経費53万円、消防費の消防活動用資機材整備事業については、災害発生時に上空から市内の被災状況を的確に把握し、迅速な災害対応を図るため、動画を作成できる無人航空機ドローンを市内消防各署に2機ずつ計12機追加整備するもので、ドローンの整備に係る経費の増額補正292万1000円です。  本市は、子育て世代の育児不安の軽減や利便性の向上を図るため、平成24年に予防接種のスケジュールを携帯電話やパソコンなどで容易に管理できるらくらく予防接種を導入、さらに本年7月からは子育て何でも応援メールと電子母子手帳の機能を追加しています。今回それらと同じポータルステージから登録できる新たなメール配信サービス、赤ちゃんまもるくんを追加するものです。内容は、乳児など自分でSOSを発することができない子を育てる家庭の保護者が不測の事態で急に亡くなってしまった場合などに、その子供にまで命の危険が及んでしまうリスクを低減するためのサービスで、決して使われることがないことを祈るばかりですが、原則ゼロ歳から2歳の子を持つ保護者が対象で、利用には事前登録手続などが必要です。  ドローンの整備については、昨年4月に発生した熊本地震やことし7月の九州豪雨などにおいて、ドローンを使っての空撮は被災状況を的確に把握する上で効果的な手段として機能したことから、本市においてもドローンを12機追加購入し、操縦できる職員も追加で36人養成するもの、市内消防各署所に2機ずつ整備することで、交互に飛行させ、継続的な情報収集が可能となり、将来的には全消防職員が操縦できる体制が整うとのこと、市民の安心安全のための大事な施策、大いに期待するところであります。  以上のことから、本議案に賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――12番、堀口香奈議員。                〔12番(堀口香奈君) 登壇〕 ◆12番(堀口香奈君) 日程第35、議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、日本共産党市会議員団を代表して、意見を付して賛成の討論を行います。  補正予算のうち、保育所等施設型給付事業につきまして、保育士の処遇改善と公定価格の見直しの単価の増として、扶助費3億3324万6000円が計上をされております。  政府は、2017年度で2%相当、6000円程度の賃上げと、この10月に国から示された内容では、技能、経験に応じた処遇改善として、新たに副主任保育士など中堅の役職を創設し、その職務、職責に応じた処遇改善を行うことにより、保育園等におけるキャリアアップの仕組みの構築を支援するとしています。具体的には、おおむね経験7年以上の保育士を副主任や中核リーダーとし月額4万円を加算、また、おおむね経験3年以上の保育士を分野別リーダーとして月額5000円を加算するという内容ですが、現場からは、対象者が一部に限定をされるため、職場の雰囲気が悪くなるのではないかとの懸念もあり、園の判断で柔軟に対応できることとされました。  市では、聞き取りによると、副主任や中核リーダーはおおむね230人程度、分野別リーダーは130人程度とされています。着実に給与に反映されるかどうか、しっかりと確認を行っていただきますよう要望させていただきます。  全産業の平均と比べて保育士の給料は約10万円低いとも言われており、抜本的な引き上げが求められています。今回の処遇改善は一歩前進として評価をいたしますが、一部のみの改善にとどまらず、全体の底上げ、また経験年数11年で現在頭打ちになっている仕組みの改善を求めたいと思います。  幼い子供の成長、発達と子育て家庭を支える保育という重要な仕事を専門職である保育士が誇りを持って進められるよう、配置基準の引き上げ、また労働条件の改善にも取り組んでいただくことを求めて、賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――9番、山崎佐由紀議員。                〔9番(山崎佐由紀君) 登壇〕 ◆9番(山崎佐由紀君) 日程第35、議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)について、神奈川ネットワーク運動を代表して、意見、要望を付し、賛成の立場から討論いたします。  今回の補正予算は、保育所等施設型給付事業における保育士等の処遇改善、母子保健相談指導事業における安否確認メール配信にかかわるもの、消防活動用資機材整備事業のドローン整備の3項目です。  保育所等施設型給付事業に関しては、国の決定により保育士の処遇改善がなされるというもので、保育士不足に悩む保育所等にとって朗報です。ドローンもいざというとき活用が期待されますが、2つ目の母子保健相談指導事業の増額補正、赤ちゃんまもるくんに関してはその必要性に疑問があります。  乳児など自分でSOSを発することができない子を育てる家庭の保護者が不測の事態で急に亡くなってしまった場合などに、その子供にまで命の危険が及んでしまうリスクを軽減するためのサービスとのことです。必要であると想定される保護者としては、ゼロ歳から2歳の子を持つ親とも疎遠なひとり親家庭や単身赴任などの事情を持つ家庭の方です。特に市民からの要望があったわけではないと聞き及んでいますが、一体どれほど該当者があるのでしょうか。  赤ちゃんを産める女性は基本的に健康です。ひとり親家庭で保護者が心臓疾患などの持病を抱えていた場合は、こんにちは赤ちゃん訪問等で状況を把握すべきですし、相談員等と個別に連絡方法を確認しておけばいいはずです。産後鬱であったり、虐待が疑われるなど、精神的に困難な状況にある保護者がこのサービスにみずから登録する可能性は低いと思われます。これは安心であると喜んで登録する方ももちろんいらっしゃるでしょうが、時がたつうちに、多忙な育児の中で毎日メールに返信するのは困難であると思い始めるのではないでしょうか。つい忘れてというたびに、職員の仕事がふえることになります。  今回私は、保育園関係者や小さいお子さんを持つ保護者にこのサービスについてどう思うか聞いてみましたが、必要ないや面倒くさいというものばかりでした。費用的には初期投資だけで、次年度以降の経費はかからないとのことですが、一般財源から捻出される初期経費53万円は決して小さくはない額です。市民としてはより効果の高い市民に必要とされている事業に税金を使ってほしいと願います。導入は来年4月とのことです。赤ちゃんを育てる保護者にヒアリングを行うなど、その必要性をもう一度確認し、運用後はその検証をしっかりしていただきますよう要望いたしまして、補正予算の賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議案第68号、平成29年度大和市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本件に対する各委員長の報告は原案可決であります。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議案第68号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第36、基地対策に関する事項についての中間報告を議題に供します。  本件については、会議規則第46条第2項の規定により基地対策特別委員会からお手元に配付してありますとおり文書による中間報告がありました。  中間報告に対し質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。本件は中間報告につき、以上をもって終結いたします。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第37、議員派遣についてを議題といたします。  議員派遣については地方自治法第100条第13項及び会議規則第165条の規定によりお手元に配付してありますとおり実施したいと思います。これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君)  △日程第38、議員提出議案第27号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議から △日程第42、議員提出議案第31号、教育費無償化の着実な実現を求める意見書まで、以上5件を一括議題に供します。  直ちに提案理由の説明を求めます。まず、議員提出議案第27号について、――25番、小倉隆夫議員。                〔25番(小倉隆夫君) 登壇〕 ◎25番(小倉隆夫君) 議員提出議案第27号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議について、次のとおり述べます。  厚木基地のある大和市は、騒音被害や航空機事故への不安など、市民生活にはかり知れないほどの大きな影響を受けています。本年8月から移駐が開始され、来年5月ごろまでに終了するとされる中、本年5月に実施された着陸訓練は深夜に飛行するなど、昼夜を問わない航空機騒音により市民は甚大な被害を受け続けています。間もなく新年を迎えようとしています。正月を祝うのは我が国の大切な伝統文化であり、日ごろから墜落事故の不安や航空機騒音に悩まされている市民は、せめて年末年始、特に正月は平穏な生活を取り戻したいと切に願っています。よって、本市議会は年末年始における航空機の飛行を全面的に中止するよう強く要請をいたします。 ○議長(木村賢一君) 続いて、議員提出議案第28号について、――18番、吉澤 弘議員。                〔18番(吉澤 弘君) 登壇〕 ◎18番(吉澤弘君) 日程第39、議員提出議案第28号、国に私学助成の一層の増額を求める意見書につきまして提案理由の説明を申し上げます。  案文は既にお手元に配付したとおりであります。国による私立小中学校に通う児童生徒に対する授業料補助制度が新設されましたが、私立高校の学費は就学支援金分を差し引いても高額な負担が残ります。また、各都道府県の授業料減免制度の差により居住する場所で学費負担に大きな差も存在し、この格差をなくしていくためにも国の就学支援金制度の拡充を強く求めるものであります。  よろしく御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(木村賢一君) 続いて、議員提出議案第29号から議員提出議案第31号について、――23番、高久良美議員。                〔23番(高久良美君) 登壇〕 ◎23番(高久良美君) 日程第40、議員提出議案第29号及び日程第41、議員提出議案第30号、日程第42、議員提出議案第31号について、一括して提案をいたします。  初めに、議員提出議案第29号、神奈川県に私学助成の抜本的な改善を求める意見書につきましては、文面はお手元に配付してありますが、教育に対する保護者負担軽減が求められ、中でも神奈川県での1人当たりの私学助成額は全国最低ランクにあり、抜本的な改善を求める内容です。御審議の上、賛同賜りますようよろしくお願いいたします。  次に、議員提出議案第30号、LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書につきましては、性的少数者などが差別を受けることなく、1人の個人として尊重され、自分らしく生きられる環境整備を求めたものです。御審議の上、賛同賜りますようお願いいたします。  続いて、議員提出議案第31号、教育費無償化の着実な実現を求める意見書につきましては、保護者の所得の状況によらず、誰もが等しく教育を受けることができることを求めたものであり、文科省による平成26年度の調査でも、幼稚園から高校まで全て公立学校に通った場合でもおよそ523万円となり、前回の調査よりも23万円増加していることが明らかとなっています。大きな社会問題となっている子供の貧困などへの対策とともに、貧困の連鎖を断ち切るためにも、等しく教育を受けられる環境をつくることは急務であり、先進諸国、OECDの中では最低ランクにある日本のGDP比3.2%を平均である4.4%に引き上げ、小中高等教育各段階での教育費無償化の実現を求めるものです。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(木村賢一君) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑に入ります。  ただいま議題となっております議員提出議案第27号外4件について質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第27号外4件については会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議はございませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認めます。よって議員提出議案第27号外4件は委員会付託を省略することに決しました。これより日程に従いまして討論を経て採決してまいります。  日程第38、議員提出議案第27号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第27号、年末年始における航空機の飛行中止を求める決議を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第27号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第39、議員提出議案第28号、国に私学助成の一層の増額を求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第28号、国に私学助成の一層の増額を求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第28号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第40、議員提出議案第29号、神奈川県に私学助成の抜本的な改善を求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第29号、神奈川県に私学助成の抜本的な改善を求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第29号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第41、議員提出議案第30号、LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。――11番、佐藤大地議員。                〔11番(佐藤大地君) 登壇〕 ◆11番(佐藤大地君) 日程第41、議員提出議案第30号、LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書について、日本共産党市議団を代表し、賛成の立場で討論を行います。  レズ、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーを含む性的少数者が生きづらさを抱えている背景には、社会全体がそれらをきちんと認識していない、できていないということがあると思います。セクシュアルオリエンテーション、みずからの性の対象がどこを向いているのか、性的指向という組み合わせが少数者であっただけで、それ以外は実際何一つ変わらない同じ市民であります。また、他者に影響を与える、また逆説的に言えば、自分に何かしてくるのではないかというこの観念も、現実的には余り関係ないことで、個人と個人が合意のもとでお互いの関係を築くという点でいえば、皆さんと何一つ変わりません。そして、犯罪につながるかどうかという点でいえば、それは本当に個別の問題であって、それは異性愛者でも変わらない、起き得る問題であります。  ジェンダーアイデンティティー、心と体の性の組み合わせがどうなのかという性自認という点では、性的少数者の皆さんが多くの生きづらさを持っていると言わざるを得ません。男らしく、女らしくと、この画一的なカテゴライズは心と体の性が一致している場合には全く問題ありませんけれども、そうでない方にとっては、学校での男女別の授業ですとか、トイレ、制服など、本当にさまざまな場面において性を意識させられる。他者から向けられる性と自分の持っている性の違いに葛藤するということになってまいります。  政府もこうした問題について対応が必要としていますけれども、まだまだ課題も多く存在する状況であります。多様な性を許容できる社会を実現していくために、学校教育、そして社会教育などの充実、性適合手術など医療保険適用の拡大によるその人の性の保障、生活面での環境及び法整備を求めて、本意見書への賛成討論といたします。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 賛成討論。――2番、小田博士議員。                〔2番(小田博士君) 登壇〕 ◆2番(小田博士君) 日程第41、議員提出議案第30号、LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書について、自民党・新政クラブを代表して賛成の立場から討論をいたします。  国際レズビアン・ゲイ協会、ILGAの2016年6月時点の調査によると、同性愛に関し76カ国と85地域では差別を受けない法的な保護がとられています。47カ国65地域では同性カップルを承認しています。一方、アフリカを中心に計86カ国と5地域では犯罪としています。世界各国の対応はそれこそ多種多様でございます。  我が国においては、古来、性的指向、性自認のあり方について必ずしも厳格ではありませんでした。武田信玄や織田信長といった有名な戦国大名も男色や衆道をしていたことはよく知られています。ですが、明治維新以降、同性愛を罪悪視するキリスト教社会の価値観が流入して西洋化が進む中で、同性愛は異端視されるようになりました。一時は鶏姦罪として罰する時期もありました。現在の我が国において同性愛は違法ではありませんけれども、タブー視する風潮は強く、いじめや差別などの対象とされやすい現実もあります。雇用、労働や教育といったさまざまな場面において不当な扱いを受けないようにしなければなりません。ですが、社会の理解が進んでいるとは必ずしも言えません。性的指向、性自認の多様なあり方を受け入れる社会をつくることは必要であり、課題の解決に向けて積極的に取り組むことが求められます。  その一方で、男、女といった性差や、男らしさ、女らしさといった文化的、社会的な性差を否定し、人間の中性化を目指すジェンダーフリーを進めようとする動きとは一線を画す必要があります。性的少数者を尊重する余りに、男の子を男の子らしく、女の子を女の子らしく育てていくこと自体を画一的なカテゴライズ、画一的な価値観だと否定する社会を目指すべきではありません。教育現場においていじめや差別を許さない生徒指導や人権教育の推進は必要ですが、いわゆるジェンダーフリー教育につながらないように留意する必要があります。  憲法第24条では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」と定めています。現行憲法は同性カップルの結婚は想定していないというのが政府の立場であり、我が会派としても同様に考えます。同性パートナーシップに関する東京都渋谷区や世田谷区の取り組みは直ちに参考にするのではなく、極めて慎重に考えなければなりません。  いずれにいたしましても、性的指向、性自認の多様なあり方をお互いに受けとめ合う社会を目指す理念を定めた上で、現行の法制度を尊重しつつ、理解を進めるために、もろもろの施策を講ずることが必要だと考えます。そのような観点から、我が会派としてはこの意見書案に賛成を表明し、討論を終わります。 ○議長(木村賢一君) 次に反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第30号、LGBTを含む性的少数者が自分らしく生きられる環境整備を求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第30号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) 日程第42、議員提出議案第31号、教育費無償化の着実な実現を求める意見書について討論に入ります。まず反対討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 次に賛成討論。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 討論を終結いたします。これより議員提出議案第31号、教育費無償化の着実な実現を求める意見書を採決いたします。  本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                    〔全員起立〕 ○議長(木村賢一君) 起立全員であります。よって議員提出議案第31号は原案のとおり可決されました。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) お諮りいたします。ただいま可決されました意見書、決議についての提出先、方法等については議長に一任をさせていただきたいと思いますが、これに異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村賢一君) 異議なしと認め、さよう決します。         ――――――――――――― ● ――――――――――――― ○議長(木村賢一君) ここで、市長から発言の許可を求められておりますので、これを許します。――市長。                〔市長(大木 哲君) 登壇〕 ◎市長(大木哲君) 議長の御配慮により発言の機会をいただきましたので、この場をおかりしまして年末の御挨拶をさせていただきます。  早いもので平成29年もあと10日余りで終わりということになったわけですけれども、この1年も本当に早いなという気がいたしました。艦載機の移駐の問題、そして北朝鮮の問題、中でも北朝鮮の問題というのは、来年はもっと大きな問題になってくるのではないかなと危惧するところでございます。  また、市政全般につきましても、シリウスの300万人来館ということで、日本で一番の人が集まる図書館が生まれるなど、大きく大和市が日本全体に発信できた1年ではなかったかと思います。その象徴的な部分とも言えるのは視察の件数ということになると思います。恐らく平成29年、まだ終わっておりませんが、29年の歴史の中で大和市の視察件数、100件近い件数というのはなかったと思います。しかし、ことしは250件を超える視察ということになってくるのではないかなと思いますけれども、とにかく視察の件数が飛躍的に増大した1年ではなかったかと思います。来年はこういうことはないと思いますけれども、この1年間、そういった点ではいいにつけ悪いにつけ、大和市が注目された1年ではなかったかと思います。  最後になりますけれども、議員の皆さん方が来年もよい年であること、そしてこの1年間本当にお世話になったことを感謝して、市長としての年末の挨拶にかえさせていただきます。この1年間ありがとうございました。 ○議長(木村賢一君) これにて本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。よって平成29年12月大和市議会第4回定例会を閉会いたします。大変御苦労さまでした。                   午後0時23分 閉会   上記会議のてんまつを記し、その相違ないことを証するために署名する。          大和市議会議長  木 村 賢 一          署 名 議 員  金 原 忠 博             〃     青 木 正 始             〃     菊 地   弘...